


プラセンタ療法とは、ヒトの胎盤に含まれる栄養成分を抽出したエキスを投与する治療法です。
もともとプラセンタは肝機能改善や更年期障害に対しての治療として行われていました。現在では、抗疲労作用や創傷治癒促進作用も認められており、シミに対してのメラニンの生成抑制やターンオーバーの正常化にも効果がある可能性が示唆されています。
大きな副作用はなく、日本でも40年以上使用されている安全なものです。
厚生労働省が認可しているヒトプラセンタは現在2種類のみあり、日本の産婦人科の協力によりウィルス等の感染の有無に適合した満期正常分娩の日本人の女性の胎盤だけを利用して製造されています。
ウシ、ブタ、ヒツジなどヒト以外の原料は使用されておりません。
プラセンタの一種で肝臓の治療薬として利用されています。
慢性肝疾患における肝機能の改善を目的に使用するお薬で、ウイルスやアルコールで壊死した肝組織の修復、細胞1つ1つの組織呼吸や新陳代謝を高めることによる細胞機能の活性化、肝臓などに沈着した脂肪の減少や肝細胞の脂肪変性の改善などの作用があります。
当初は肝機能障害や更年期障害、乳汁分泌不全の改善を目的に使用されていましたが、健康な方へ投与することで自然治癒力を高め、美容・美白・健康の維持・疲労回復・肩こり・腰痛など多岐に渡る効果が得られ年齢性別を問わず行なえる治療法です。
| 美容の効果 |
■ 老化防止 ■ 美肌効果 ■ シワ(コラーゲンの生成を高め、肌のハリ・弾力の向上) ■ 保湿(水分保持力の向上で保湿力向上) ■ ニキビ(炎症を抑え、赤み・かゆみを抑える) ■ 乾燥肌の改善 |
|---|---|
| 美容以外の効果 |
■ 肝疾患患者様の場合、アルコールやウイルスの影響で繊維化した肝細胞を修復。肝臓組織の脂肪の減少。 ■ 組織細胞の呼吸・代謝を高め、細胞活性を促進。 ■ 血行促進(冷え性、基礎代謝の向上) ■ 更年期障害 ■ 乳汁分泌不全 ■ 月経不順 |
これらのお薬は皮下注射や筋肉内注射により投与しますが、ヒトプラセンタ製剤の主な副作用として、注射部位の痛み、過敏症(発疹・発熱・かゆみなど)、注射部位の硬結などがあります。
また、ウイルスや細菌が製品に混入しないようにするため、さまざまな汚染防止対策が行われており、ラエンネック・メルスモンを含めヒト胎盤を原料として製造された医薬品の投与により、感染症が伝播したとの報告は現在まで国内・海外ともにありません。
しかしながら、変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)等の伝播の危険性を完全には否定できないため、ラエンネックやメルスモンを1回でも使用した方は献血ができなくなります。
| 内容 | 回数 | 料金(税込) |
|---|---|---|
| プラセンタ注射 | 1回 | ¥2,750 |
