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二重まぶた・目もと

二重まぶた 小切開法(部分切開)

二重術・小切開法(部分切開)    
 

二重まぶた 小切開法(部分切開)

小切開法は、予定する二重のラインに沿って、上まぶたの中央を1~2ヶ所を部分的に切開し、二重をつくる方法です。
切開する部位や切開の長さは、まぶたの状態によって変更させて頂きます。また、必要に応じて皮膚の脂肪を取ることも出来ます。
埋没法で何回も糸が取れてしまった方や、全切開法だと腫れが治まるまでのダウンタイムが長過ぎるという方に適してます。
当院では従来の手法と違って、術後に一重に戻ることはなく、半永久的に維持できます。
手術跡もほとんど目立たなく、腫れもほとんど無いのが特徴です。

 

手術の詳細

 

■ 希望のラインを決める

二重まぶた・小切開法 希望する二重のライン上に切開線をデザインします。
線に沿ってまぶたの中央を5~10mm程度切開を行います。予定する二重によっては2ヶ所切開することもあります。

 

■ 脱脂

二重まぶた・小切開法 切開した傷口を開き、脂肪の多い方は脂肪を取り除きます。
小切開法または全切開法を用いる際は脂肪を除去することが大半ですが、この脂肪は脂肪吸引のようにカニューレを用いて吸い取るのではなく、眼窩中隔(orbital septum)に小さい切れ目を入れて「むにゅっ」という感じで優しく押し出しています。
結構な大きさの一つの塊のようにでてきますので、そのまま除去します。

 

■ 縫合

二重まぶた・小切開法 まぶたを持ち上げる眼瞼挙筋という筋肉の先端にある腱膜という白い膜と、切開した傷口がくっつくように縫い合わせます。
術後は皮膚と腱膜が瘢痕組織となって癒着します。

 

■ 完了

二重まぶた・小切開法二重の線は傷口に沿ってできます。

 

手術について

   
手術時の痛み 点眼薬とクリームによる麻酔、そして極細の針による注射での麻酔を行ないますので、術中の痛みは少なく済みます。
縫合も二重のヒダに沿って特殊な極細糸を使用しますので、傷跡が目立たず仕上がりが自然です。
術後の腫れや痛みもわずかですので、手術当日からシャワーも可能です。
埋没法との比較 埋没法と同様に、一重まぶたを二重まぶたにする、或いは、二重の幅を広げる目的で行う手術ですが、埋没法に比べて重瞼線が消失しにくい方法です。
「埋没法の術後に二重の線が消失した」「厚い皮膚や眼窩脂肪が多い」といった方は、埋没法より小切開法が適しています。
特徴 皮膚を切開するだけでは二重になりません。
皮膚の下の結合組織や脂肪などの一部を取り除き、皮膚と瞼板(瞼をひっくり返すとでてくる軟骨組織)、或いは挙筋を連結することで皮膚と瞼板が癒着するように処置します。
瞼を上げ下げする筋肉である眼輪筋の更に深層部にある脂肪を同時に除去することで瞼のすっきりした感じが出易くなります。

切開術を行っても二重のラインがぼやけてしまう事もあり得ますが、それはこの癒着が上手く行われていないからです。
小切開法はまぶたに厚みのある方、埋没法をしたが、外れてしまったという方にお勧めです。
まぶたへの切開が短いので手術跡が目立ちにくく、術後の腫れも早い段階で治まるのが特徴です。
メリット 埋没法に比べて、ラインが取れてしまうようなことはありません。
二重の仕上がりに対しては埋没法とほぼ同じですが、埋没法よりもラインのくい込みを深くすることができます。
まぶたの端から端まで切開を加える全切開法と比べると、傷跡も短く腫れも少ないのが特徴です。
デメリット 埋没法に比べると二重のラインは長く持ちますが、全切開法に比べると二重のラインが消失する可能性が高いです。
 

術後について

 
ダウンタイム ダウンタイム・術後経過には個人差があります。
手術後は腫れやむくみがあり、ご希望と異なると感じることがありますが、しばらくお待ち頂くことでご希望通りに落ち着きますので安心ください。
術後の腫れ 約7日~10日間(朝晩にむくみを感じたり目やにが増えたりします)
内出血や感染症になった場合、腫れが長引く事もあります。
内出血 注射針が当たるか、手術操作によって細かい血管が傷つくと、皮膚の下で出血します。
その時は、紫色になりますが、1~2週間で消失します。上眼瞼~目の周りに出る可能性があります。
また、白目に内出血が出現すると白目の一部が赤く見えますが、こちらも1~2週間で消失します。
抜糸 3~7日目(二重のライン上についている黒い糸を抜糸します。)
上記の糸とは別に、ラインを固定させるための糸(3日目に抜糸)がつく場合があります。
コンタクト 当日から可能ですが、ゴロゴロと違和感があるときは中止して下さい。
メイク アイメイクは抜糸の翌日から可能です。
その他の部分は手術当日から可能です。
術後の通院 約1~2ヶ月
完成 3日目~7日目
まぶた 腫れやムクミにより、左右差が生じる、一時的に幅が広すぎる・食い込みが強すぎると感じることがあります。
加齢による変化 手術後も、タルミによって二重幅が狭くなるなど、加齢による変化は引き続き起こります。
傷の赤みは数ヶ月かけて薄茶色(色素沈着)から白っぽい線へと変化し改善します。
 

術後に起こりうるトラブル・対応について

※ 手術後4 ヶ月間は、腫れや炎症が残っているため、手術を行うと、傷が汚くなる、癒着(ゆちゃく)が強く変形するなど、原則として調整や手術は行えない時期です。腫れや炎症が収まる4 ヶ月以降に判断し、調整を行わせて頂くことを御了承下さい。

※ 喫煙は血液の循環を悪くする為、傷の治りが悪くなります。また、細菌がついて感染を引き起こす原因にもなります。術前2 週間前~術後最低1 ヶ月は禁煙をお願い致します。

※ 以下に術後の起こりうるトラブルとその対応について列挙いたします。文中の『術後』の表記においては、初回手術を基準とさせて頂きます。

       
トラブルの内容 対応
二重幅の左右差 切開線の高さ、皮膚の伸び具合、二重の癒着の強さ、眉毛の高さといった複数の要素の1つでも左右にズレが生じますと、二重の幅に左右差が生じることになります。 二重の幅に左右差が生じた場合は、基本的に狭い側の二重の幅を広げ、反対側に合わせることになります。その際は、下記 B)に準じます。
希望の二重幅と異なる 切開線の位置だけでなく、皮膚の伸び具合や二重の癒着の深さ、眉毛の高さや目の開きといった多くの要素がからみあって、二重の幅は決まります。そのため、予定したどおりの二重の幅にならない事があります。 ①ご希望より二重の幅が狭すぎる場合は、埋没法、または切開法(基本的に術後4ヶ月以降)にて幅を広げます。
②二重の幅が広すぎて、狭くされたい場合の修正は、かなり困難となります。
そのため、広い二重をご希望の際は、慎重に二重の幅をお決め頂くようお願い致します。
二重を狭くしたいとご希望の場合は、低いところに新たに皮膚切開をして、二重を狭くする修正を行わせて頂きます。しかし、二重が狭くならないことがありますことをご了承ください。
二重のくい込みが深すぎる 切開法で作った二重のラインは、ラインが消えないように傷口をしっかり癒着させますので、食い込みが深くなります。皮膚が厚ぼったい方では、まぶたを閉じていても二重ラインが食い込みやすくなります。4~6ヶ月経過してむくみが落ち着き傷跡がやわらかくなりますと、食い込みは浅くなってきます。 二重の食い込みがどうしても気になる場合、二重のラインを作っている箇所の癒着を弱くする処置を行います。
※ただし、かなり調整が難しく、結果について保証は致しかねます。
癒着を弱くする処置を行う事で、二重のラインが薄くなる、または、ラインが乱れてしまう可能性があることをご理解下さい。その場合は、再度、ラインの癒着を強くする処置が必要となります。また、同じ箇所を切開致しますので、処置を行う時期により、傷がきれいにならない可能性が高くなりますことをご了承ください。
二重の形が希望と異なる 切開範囲が狭く、作成する二重の幅や、二重の食い込みの強さ、モウコヒダの突っ張りの強さが影響する為、必ずしもご希望の形(平行型または、末広型)にならないことがございます。二重のラインやモウコヒダなどの影響があるため、必ずしも、ご希望の形(平行型または、末広型)になると断言することは出来ません。
希望の形にならなかった場合は、埋没法、または、切開法(基本的に術後4ヶ月以降)にて調整を致します。
※ご状態によっては、目頭切開が必要となる可能性があります。
ラインの乱れ 二重のラインが三重になる・元のラインが出現する・切開線とは違う場所にラインが出来る可能性があります。 術後1 週間以内なら、二重の食い込みを深くするため、糸で二重を吊上げる処置を行わせて頂きます。
術後1週間以降の場合、4ヶ月以上経過を待って頂き、二重を再度切開して、余分なラインの癒着を剥がし、二重がしっかり食い込むように糸で吊上げる処置を行わせて頂きます。
ラインが浅い 切開線の傷口とまぶたの筋肉の癒着が弱くなりますと、ラインの食い込みが浅くなってしまいます。 ラインが浅いと感じ、もっと食い込みを深くされたい場合、二重のラインを切開して食い込みが深くなるように縫い直す処置を行います。
ラインの消失 手術後、二重ラインの癒着が外れ、ラインが消失することがございます。 二重のラインが消失した場合、再手術を行います。
二重のラインが短くなる 二重の幅を広くしたり、たるみを切り取ったりしますと、二重の上に被さる皮膚が少なくなりますので、二重の折れ込みが浅くなり、目頭や目尻の二重の長さが短くなることがあります。 二重に被さるタルミが少なくなることで生じる必然的な結果です。
まぶたが閉じづらい たるみを切除した場合、特に腫れている期間は目が閉じにくくなり、就寝時には目が乾燥することがあります。 お渡しする処方薬をご使用ください。通常、むくみが落ち着くと症状は改善されます。
まぶたの開きが重い、または眼瞼下垂が悪化する 二重の幅を広くすることによって、外見的に眠そうに見えることがあります。
また、幅の広い二重を希望された場合、まぶたを持ち上げるときの抵抗が強くなり、開きが弱くなることもあります。
手術前から下垂症状がある方は、より強くなる可能性があることをご理解ください。
まぶたの開きを改善するためには、二重の食い込みを浅くする処置をさせて頂きます。
ただし、この方法では、まぶたの開きを強く出来ないことがあります。目の開きを強くするには、眼瞼下垂か目力アップクイック法の手術をおすすめ致します。
タルミが残る 二重を作ってまぶたのタルミを少なくしますと、眉毛を持ち上げる癖がとれて眉毛が下がり、二重の上に皮膚が被さってくることがあります。
また二重を広く作った場合は、まつ毛の上に皮膚が垂れ下がってくることがあります。
小切開は、たるんだだ皮膚を取り除く手術ではありません。
二重の上に被さるタルミが気になる場合は、全切開やブローリフトなどをご考慮下さい。
また、まつ毛の上に垂れるたるみ(二重ラインの下のたるみ)の修正をご希望の場合は、二重ラインの下で皮膚を切り取る処置をさせて頂きます。ただし修正後は、二重が狭くなる、または、二重ラインの形が平行型から末広型へ変わることがありますことをご了承ください。
まつ毛の外反 二重のラインが予定よりも高い所に癒着しますと、まつ毛が引っ張られて反り返ることがあります。 むくみが落ち着き、傷跡の硬さがとれ、二重の食い込みが浅くなってきますと、まつ毛の反り返りも改善されてきます。4~6ヶ月は経過をみて頂きます。
もし半年経過しても、まつ毛の外反が気になる場合には、二重ラインを切開して、低い所に癒着させる処置をさせて頂きます。
ただしこの処置を行いますと、二重幅が若干狭くなることをご了承ください。
二重が厚ぼったくなる 二重の幅を広くしますと、眉毛下の厚い皮膚が二重のラインに近づくため、二重の上が厚ぼったくなります。 その場合、脂肪の除去(ROOF切除)やブローリフトが効果的です。
傷跡が気になる 傷の凹みや、傷が一直線ではなく細かくジグザグとなってしまうことがあります。 二重になるライン上を切開するため、目を開いた状態では傷は見えませんが、目を閉じた時、小さな切開範囲でも、傷跡が目立つことがあります。
特に腫れぼったいまぶたの方や、二重の癒着が強くなった方では、傷が凹んで見える場合があります。
傷跡が目立つ場合は、全切開をご考慮下さい。二重のライン全体を切開することにより、部分的な傷跡を目立たなくさせます。
切開箇所にミリウム(白い膨らみ)が出来る 切開箇所にミリウム(脂肪によるイボのような小さな白い膨らみ)が出来る事があります。 通常1~3 ヶ月の間に消失する事が多いのですが、気になる場合は、CO2レーザー照射にて除去する事も可能です。
糸が出てくる 皮膚の下の組織を縫い合わせている糸(中縫いの糸)が出てくることがあります。 その場合、そのままにしておくと化膿する恐れがありますので、早めにご来院下さい。抜糸を行わせて頂きます。
感染(化膿すること) 感染を起こすと、赤く腫れることがあります。 感染が起きた場合は、抗生剤の投与を行います。必要に応じて傷を再度開ける、もしくは、新たに切開し、膿を出すなどの処置を行います。
血が溜まる 術後に傷の中で出血しますと、血が溜まってまぶたが腫れ上がります。血が溜まったままにしておきますと、感染やしこりを作る恐れがあります。 その場合、出来るだけ早く処置をする必要があります。
その際は再度、傷を開け、溜まった血を排出します。
傷が開く 稀に糸が外れて、傷が開いてしまうことがあります。 傷が開いた場合は、再度縫合します。
白目や角膜の損傷 大変稀なことですが、可能性は否定できません。手術中に、手術器具が当たる、あるいは糸やまつ毛の先端が当たって眼球の表面に傷がつくことがございます。 白目や角膜の損傷や眼球に火傷が生じた例も報告されています。状態に応じた処置や対応を行います。
眼球の火傷 大変稀なことですが、可能性は否定できません。手術中に血を止めるための電気メスやバイポーラによって発生した熱で、眼球の表面に火傷を作る可能性があります。 白目や角膜の損傷や眼球に火傷が生じた例も報告されています。状態に応じた処置や対応を行います。

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