DENSITY(デンシティ)
デンシティとは
デンシティ(DENSITY)は、高出力な 6.78MHz の高周波(RF)を皮膚深部に照射し、電磁波エネルギーにより、顔や身体のリフトアップ・たるみや小ジワを改善する医療機器です。
デンシティのリフトアップ治療の特長は、従来の機器にはない特許取得の「モノポーラRF」と「バイポーラRF」の同時照射を可能にし、皮膚と皮下を引き締める持続効果だけでなく、たるみや小じわの改善などへの即時効果が可能です。
さらにデンシティはガスの冷却機能により、照射中の肌を保護するため、安全に施術をお受けいただくことができます。
高周波(RF)とは
高周波(RF)とは、一般的に20kHzから300GHzの周波数を持つ電磁波のことです。
美容医療分野においては、肌のエイジングケアや引き締めを目的として応用されており、高周波エネルギーを肌に送り込むことで深部の組織を温めます。
この熱作用により、コラーゲンと繊維組織の収縮が起こり、肌の引締めやシワが改善されます。その後、創傷修復過程にてコラーゲンの生成が促進され、中長期的に肌の弾力とハリが改善されていきます。
期待される効果
- 加齢によるたるみやシワの改善
- 二重顎の改善
- 肌のハリやツヤの改善
- 目元のたるみ、ちりめんじわや笑いじわの改善
- 毛穴の改善
- コラーゲン・弾性繊維の再合成促進
モノポーラ+バイポーラの「モノバイ技術」
デンシティでは、「モノポーラRF」と「バイポーラRF」の2種類の高周波を同時に照射することが可能なモノバイチップを使用することで、術直後から感じる「即時的効果」と中長期にわたる「持続的効果」を得ることが可能になりました。
モノポーラRF
真皮層や皮下組織に高周波エネルギーを送り込みます。
創傷修復過程でコラーゲンやエラスチンの生成が促進され、肌のハリやツヤに効果が期待できます。
また、顎への照射で二重顎の改善効果にも期待できます。
効果持続期間 : 半年~最大1年
バイポーラRF
真皮層の浅い部分、肌の表層近くに高周波エネルギーを集中的に送り込みます。
表層近くに熱を伝え、コラーゲンと繊維組織の収縮を促進し、たるみ改善、リフトアップ効果、小じわの改善に効果が期待できます。
効果持続期間 : 半年~最大1年
モノポーラRF+バイポーラRF
このモノポーラ+バイポーラの組み合わせにより、
●コラーゲン繊維の密度が30%上昇
●エラスチン(弾性繊維の性質を持つたんぱく質)生成が19%上昇
●繊維密度が16~17%上昇
立体的なたるみの引き締め効果と肌質改善効果が期待でき、即時的効果、長期持続効果を得ることが可能です。
これらが同時に得られる、デンシティ特許取得の「モノバイ技術」です。
安全面と痛みについて
環境に優しいガス注入方式で強力に冷却。
冷却レベルと冷却時間を5段階に調整することで、熱刺激からお肌を安全に守り、肌質に合わせた丁寧な施術が可能です。
ハンドピースには温度センサーが内臓され、施術中の皮膚温度を正確に測定しながら正確かつ安全な施術を行うことができるようになりました。
つまりこれらのシステムによって痛みや不快感を軽減させることに成功しています。
デンシティ(DENSITY)とHIFUの違い
デンシティ(DENSITY)とHIFUは共に熱の刺激を与え、細胞を活性化することによって、リフトアップ効果を得られるという点で共通しています。
デンシティは、高周波(RF)を利用した機器に対して、HIFUは高密度超音波を利用しており、たるみ治療のアプローチの仕方が異なります。
肌全体の引き締め効果が高い高周波(RF)
デンシティ(DENSITY)に採用されている高周波(RF)とは、電磁波のⅠ種で300kHz〜6MHzのものを言い、照射した部分の分子が振動し、分子が擦れ合うことで熱が発生します。
RFでは真皮層から脂肪など皮下組織に働きかけて引き締め、コラーゲン生成の促進を促すことで肌表面(角質層)の代謝アップ(ターンオーバーの促進)が行われるため、肌全体を引き締めてハリやツヤの改善、シワやたるみの減少、美肌効果が同時に期待できます。
筋膜を刺激して引き上げる効果のハイフ(HIFU)
ハイフ(HIFU)とは「High Intensity Focused Ultrasound」の頭文字をとった略称で、「高密度焦点式超音波」といいます。
皮膚の内部の筋膜層(SMAS層)に複数の箇所から一点に向けて超音波の熱エネルギーを照射し、振動が重なる箇所(焦点)で振動のエネルギーを最大化させる事で高い熱刺激を作り出し、筋膜を引き締めるこができます
土台のSMAS層のたるみを直接引き締めることで、土台からリフトアップ効果が期待できます。
デンシティ×HIFUの組み合わせ治療
デンシティ(DENSITY)で真皮層から皮下組織にかけての引き締め、HIFUでさらに深い筋膜への引き締めを合わせて行うことで、肌の土台から表層までのたるみを引き締めることが可能です。
コラーゲン線維の産生もより活性化されます。
また、デンシティ(DENSITY)の即効性とHIFUの持続性が合わさることで、引締め効果や、ハリツヤなどの美肌効果がより安定して長期間持続します。