自然な部分痩せで人気のメソセラピー(脂肪溶解注射)は気になる部分の脂肪を注射で溶かすメディカルダイエットです。
メソセラピー(脂肪溶解注射)とは
外科的な手術ではなく、薬剤の注入だけですので治療時間は短時間で、身体への負担が少なくダウンタイムもほとんどないため日常生活に支障をきたしません。
体形のコントロールにお悩みの方におすすめです。
■ メソセラピー(脂肪溶解注射)の特徴
メソセラピーは、注射を用いて治療部位に直接有効成分を注入する治療法です。
現在ではメソセラピーといえば脂肪溶解に用いられることが多く、その場合は大豆成分のレシチン(フォスファチジルコリン)と痛みを軽減する麻酔を含む薬剤の注射が一般的です。
レシチン(フォスファチジルコリン)は脂肪細胞内でのコレステロール溶解を増加させ、コレステロールとトリグリセリド(中性脂肪)の代謝作用を調節します。この作用によりトリグリセリドは遊離脂肪酸として血管の中に移動し、腸管を経て体外に排出されます。
脂肪を溶解するため確実にサイズダウンすることができ、食事制限によるダイエットに比べリバウンドしにくいというメリットがあります。
メソセラピーの主成分、脂肪溶解剤は高脂血症や脂肪肝などの治療にも使われる医薬品です。
脂肪組織に脂肪溶解剤を細かく注射します。
溶け出た脂肪成分は血管内に吸収され、やがて体外へと排出されます。
メソセラピーは脂肪吸引と同様に、脂肪細胞自体の数をなくす治療ですので脂肪が効果的に落ちます。
脂肪は成人になると一生数が変わりません。脂肪細胞の大きさが大きくなったり、小さくなったりすることで、太ったり痩せたりするので、普通のダイエットでは脂肪の数が減らないため、結果リバウンドする可能性が残ります。
一方、メソセラピーは脂肪細胞の数自体を減らすため、リバウンドのしにくい体質になります。
このような方に向いています
- 部分痩せで体形を整えたい
- ピンポイントで注入箇所の脂肪を溶解
- セルライトが気になっている
- 太ももの裏のセルライトや脂肪吸引後に残った凹凸の解消に
- お休みをとることが難しい
- ダウンタイムはほとんどなし、人に知られることなく自然にダウンサイジング
- 大がかりな手術は怖い
- 治療時間は5~10分程度、安全性が高く身体への負担は最小限
メソセラピー(脂肪溶解注射)で使用される薬剤
脂肪溶解のメソセラピーでは以下のような薬剤が使用されます。
いずれもFDA認可の実績ある薬剤であり、肝臓で分解され排出 されるため体内に蓄積することはありません。
短時間で受けられる身体に負担の少ない痩身治療ですが、当院ではさらに効果を高め、腫れや痛みを軽減するために、多くの症例をフィードバックして用いる薬剤の配合を調整しています。
※メソセラピーで使用する薬品には決まりがないので、医療機関ごとに成分が異なります。
薬剤名 | 効果 |
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フォスファチジルコリン (Phosphatidylcholine) ※一般名:レシチン |
脂肪細胞に含まれるトリグリセリド(中性脂肪)を遊離脂肪酸として血液中に送り出します。 メソセラピーの要である、脂肪を除去しやすくする役割を担います。 |
L-カルニチン (L-Carnitine) |
血管内に移動した遊離脂肪酸は、そのままにしておくとまた脂肪細胞に取り込まれてしまいます。 L-カルニチンは脂肪酸を燃焼の場であるミトコンドリアに運ぶ役割を担っています。 アミノ酸の一種で脂質をエネルギーに変換するのに欠かせない成分です。 |
キシロカイン (Xylocaine) |
局所麻酔薬の一種。注入時の痛みを感じさせません。 |