医療用器具「ダーマペン4」はマルチプルニードル(16本の針)を用いて肌に微細な穴を一時的に形成し、肌に美容成分を塗布しながらコラーゲンを増やし、真皮に直接美容成分を導入できる施術です。
ダーマペン4
ダーマペン4とは
ダーマペン4は、ペンタイプの皮膚再生治療器具で、主に肌質の改善・ニキビ痕治療・毛穴の治療・有効成分投与などを目的とした電動微細針システムです。
従来のダーマペン3が12本の極細針で1秒間に1300個に対し、ダーマペン4は、先端に16本の極細針で1秒間に1920個もの微小な孔を肌にあけることができます。
またオートマッチクバイブレーション機能により痛みや不快感が軽減されています。
症状や目的に合わせ針の深さを0.25~2.5ミリで調整することができ、最大深度も2.5mmから3.0mmまで深くなったため、より効率的に有効成分を浸透させることができます。
針穴は数分から数時間で塞がるため表皮の損傷が少なく、より安全に治療でき効果が期待できます。
このような方に向いています
- お肌の凸凹、ニキビ跡の凹みが気になる
- 小じわやザラつきを改善したい
- 毛穴の開きを改善したい
- くすみのあるお肌をトーンアップしたい
- 毛孔性苔癬を治したい
- 妊娠線が気になる
■ ダーマペンの特徴
ダーマペン4は、今までのダーマローラーのようにローラータイプでなくペンタイプのため、垂直に針が入ります。そのためお肌への損傷が少なく、痛みや出血も軽減されます。
速度も細かく調節できるため、狙ったポイントへスピーディーに穴を開けることができ、治療効果の高い施術として人気です。
深さの調整が可能
ペンタイプのため、ダーマローラーでは治療が難しかった目の周囲などの狭い範囲や、鼻やフェイスラインなど湾曲した部位の治療も可能です。
細かい施術が可能
ダーマペンは、従来の器具よりも、針の長さを調整することができ、より深く穴を開ける事ができるのでにきび跡の凹凸にも効果的です。
機械が振動し穴をあける深さを0.25~2.5mmで調節しながら細かな治療することが可能になり、針が極細なため、お肌の傷が小さく、従来の他の治療に比べて回復がとても速いのが特徴です。
ダーマペン4とレーザー治療の違い
肌に刺激を与えることによる創傷治癒効果でコラーゲン産生を促進する治療法としては、一般的にフラクショナルレーザーが有名です。
ダーマペン4とフラクショナルレーザーはいずれも肌の再生力によって皮膚の凸凹や老化を改善する治療法ですが、レーザーの場合は高熱で照射を行うために術後数日程度のダウンタイムが生じることがあります。
それに対して熱を使用しないダーマペン4は、術後のダウンタイムが短い場合が多く、また熱による色素沈着などのリスクも少ないといった特徴が見込めます。