注射・点滴療法
ラエンネック/メルスモン
厚生労働省が認可しているヒトプラセンタは現在2種類のみあり、日本の産婦人科の協力によりウィルス等の感染の有無に適合した満期正常分娩の日本人の女性の胎盤だけを利用して製造されています。
ウシ、ブタ、ヒツジなどヒト以外の原料は使用されておりません。
ラエンネック
プラセンタの一種で肝臓の治療薬として利用されています。
慢性肝疾患における肝機能の改善を目的に使用するお薬で、ウイルスやアルコールで壊死した肝組織の修復、細胞1つ1つの組織呼吸や新陳代謝を高めることによる細胞機能の活性化、肝臓などに沈着した脂肪の減少や肝細胞の脂肪変性の改善などの作用があります。
メルスモン
当初は肝機能障害や更年期障害、乳汁分泌不全の改善を目的に使用されていましたが、健康な方へ投与することで自然治癒力を高め、美容・美白・健康の維持・疲労回復・肩こり・腰痛など多岐に渡る効果が得られ年齢性別を問わず行なえる治療法です。
■ 期待できる効果
美容の効果 |
■ 老化防止
■ 美肌効果
■ シワ(コラーゲンの生成を高め、肌のハリ・弾力の向上)
■ 保湿(水分保持力の向上で保湿力向上)
■ ニキビ(炎症を抑え、赤み・かゆみを抑える)
■ 乾燥肌の改善 |
美容以外の効果 |
■ 肝疾患患者様の場合、アルコールやウイルスの影響で繊維化した肝細胞を修復。肝臓組織の脂肪の減少。
■ 組織細胞の呼吸・代謝を高め、細胞活性を促進。
■ 血行促進(冷え性、基礎代謝の向上)
■ 更年期障害
■ 乳汁分泌不全
■ 月経不順 |
注意事項
これらのお薬は皮下注射や筋肉内注射により投与しますが、ヒトプラセンタ製剤の主な副作用として、注射部位の痛み、過敏症(発疹・発熱・かゆみなど)、注射部位の硬結などがあります。
また、ウイルスや細菌が製品に混入しないようにするため、さまざまな汚染防止対策が行われており、ラエンネック・メルスモンを含めヒト胎盤を原料として製造された医薬品の投与により、感染症が伝播したとの報告は現在まで国内・海外ともにありません。
しかしながら、変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)等の伝播の危険性を完全には否定できないため、ラエンネックやメルスモンを1回でも使用した方は献血ができなくなります。
にんにく注射とは
にんにく注射とは、にんにくが本当に入っているのかと誤解される方もいらっしゃいますが、主成分のビタミンB1を中心としたビタミンを含む、疲労回復や健康増進を目的とした注射のことを指します。
にんにく注射の由来は、にんにく注射に含まれるビタミンB1を静脈に注射した際、血液を通じて鼻の粘膜にビタミンB1の成分によるにんにくに似た匂いがすることから、にんにく注射と呼ばれるようになりました。
にんにく注射の主な効果は、ビタミンB1による炭水化物の代謝を促す働きがあります。
ビタミンB1が不足していると炭水化物の代謝がうまく行われずに乳酸などの疲労物質が溜まり、疲れやすくなります。
スポーツ選手がビタミンB1の持つ炭水化物の代謝を促す作用に注目し、運動のパフォーマンスを向上させるために打っていたものが一般化したと言われています。
■ 美容効果・美肌効果
また、にんにく注射には、美容効果・美肌効果も期待できます。
有効成分のビタミンB群により、シミやそばかすの原因となる「メラニン」の生成を抑制し、美肌を目指すことが可能です。
また、にんにく注射にはビタミンCも含まれており、ビタミンCは抗酸化作用があるため、肌の老化や美白効果も期待できます。
■ ダイエット効果
さらに、にんにく注射には、ダイエット効果も期待できます。
ビタミンB群は「代謝ビタミン」と呼ばれており、新陳代謝の活性化に有効的です。代謝が活発になると脂肪が燃焼されるため、ダイエット効果が期待できます。
また体内のビタミンB1が不足すると、糖質を分解できず脂肪になるため、肥満の原因となります。
ニンニク注射をすることで、糖質をエネルギーに変える働きが促進され、肥満の防止が可能です。
このような症状に向いています
- 疲労回復
- 筋肉痛・神経痛・関節痛
- 末梢神経炎・末梢神経麻痺の改善
- 心筋代謝障害
- 肌荒れ
- にきび
- しみ・ソバカス
- 美白効果
- 肥満の防止
- 口内炎の改善など
にんにく注射の成分
にんにく注射の主成分はビタミンB群(ビタミンB1 B2 B6 B12)です。そのほかの有効成分も含まれていますが、ここではこの4つのビタミンを解説します。
ビタミンB1 (チアミン) |
人のエネルギーは、ブドウ糖によって生まれます。しかし、ブドウ糖を摂ったり、体内でブドウ糖になるものを食べたりしただけでは、人はエネルギーを獲得することはできません。
ビタミンB1は、体内のブドウ糖をエネルギーに変換するときに欠かせない物質です。にんにく注射の即効性は、ビタミンB1によるところが大きいと考えられています。
また、ビタミンB1には、皮膚や粘膜を強化する役割もあります。美容のためにビタミンB1を摂る人もいます。にんにく注射を定期的に打って肌が綺麗になった人は、ビタミンB1の効果と考えることができます。
粘膜とは、口のなかの表面や胃のなかの表面などのことで、体に必要な物質だけを取り込み、外敵から体を守ります。粘膜が傷ついたり弱ったりすると、体調が悪くなるのはそのためです。ビタミンB1を多く摂って粘膜を強化すれば、健康維持に貢献できます。 |
ビタミンB2 (リボフラビン) |
ビタミンB2は、糖質とタンパク質と脂質の代謝に関わります。代謝とは化学変化のことで、物質を変化させて体が利用しやすいようにします。ビタミンB2を摂取すると、糖質・タンパク質・脂質が効率よく代謝され、体が糖質・タンパク質・脂質を効率よく利用することができます。糖質・タンパク質・脂質は3大栄養素と呼ばれるほど重要な物質なので、これらを効率よく活用できることは健康にとって大きな意味を持ちます。
ビタミンB2はさらに、エネルギーの産生にも関わっています。エネルギーの産生とは、先ほど紹介した、ブドウ糖からエネルギーを取り出して体を元気にする作用のことです。
ビタミンB2は「発育ビタミン」と呼ばれるほど成長への貢献度が高い成分で、成人でもビタミンB2が欠乏すると、皮膚、髪、爪のツヤが失われてしまうことがあります。 |
ビタミンB6 (ピリドキサール) |
ビタミンB6はアミノ酸の代謝を助ける補酵素という重要な役割を担っています。
アミノ酸は生命の源と呼ばれ、人の体の2割はアミノ酸でできています。人がタンパク質を食べると、体内でアミノ酸に分解されます。そして必要に応じて、体のなかでアミノ酸がタンパク質に変わります。ビタミンB6は、アミノ酸がタンパク質に変わるときに関わります。 |
ビタミンB12 (コバラミン) |
ビタミンB12は、次の3つの重要な作用に関わっています。
■ 血液の成分である赤血球をつくる
■ 人の遺伝物質であるDNAの合成に関わる
■ 神経の働きを正常にする
ビタミンB12が不足すると、貧血になったり、神経の働きに支障をきたしたりします。神経が機能しなくなると、手足がチクチクしたり、皮膚の感覚が鈍くなったり、筋力が低下したり、反射運動が鈍くなったりといった症状が起きますが、ビタミンB12を補給することで改善することがあります。
そのためにんにく注射でもビタミンB12は重要な成分になっています。 |
治療・ダウンタイムについて
治療時間 |
5分程度 |
痛み |
注射に用いる注射針は、比較的細い23ゲージの注射針を使用しているため、痛さはさほど気になりません。 |
ダウンタイム |
稀に、注射部位が一時的に赤くなったり硬くなったりする場合があります。 |
メリット |
にんにく注射のメリットとしては効率の良さと即効性が挙げられます。
にんにく注射に含まれる水溶性のビタミンなどは食べ物からの摂取も可能ですが、身体が疲れている際には、内臓も疲れていることが多く、経口摂取しても消化が十分に行われないこともあります。
にんにく注射は静脈に成分を注射することにより、即効性と効率の良さが期待できます。 |
デメリット |
にんにく注射は血液に直接注入するため、効果を実感しやすいメリットがありますが、その分、すぐに体外に排出されてしまいます。
長くても1週間程度で効果期間が終わってしまうので、「疲れたな」と感じたらニンニク注射をご検討ください。 |
副作用 |
にんにく注射は、すべて水溶性のビタミンで構成されているため、過剰摂取による副作用などはほとんどなく、疲れのひどい方は毎日の摂取も可能ですが、注射によって余分に取りすぎてしまっても尿で体外に排出されます。 ただし、どんな薬剤にもどうしても副作用が起こるリスクがあります。 人によっては稀に下記の症状が出る場合があります。
■ アレルギー反応
■ 頭痛
■ 下痢
■ 湿疹
■ じんましん |
料金表
内容 |
回数 |
料金(税込) |
にんにく注射 |
1回 |
現在お取り扱いしておりません |
よくある質問
よくある質問と回答
- 点滴療法が受けられないケースはありますか ?
- 腎機能が極めて悪い方、腹水が貯留している方は、原則として受けられません。
- ▲ 質問一覧へ
- 副作用はありますか?
- 副作用はほとんどありませんが、点滴後少しのどが渇きます。
- ▲ 質問一覧へ
- 点滴療法の目安はどれぐらいですか?
- 月に1回~2回程度です。
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オリジナルカクテル点滴とは
当院のオリジナルカクテルの点滴です。
患者様お一人ひとりのご希望やお悩みに合わせ、必要な成分を組み合わせた完全オーダーメイドの点滴を提供させて頂くサービスです。
主に美白・美肌作用、ダイエット効果、疲労回復などからカウンセリングを行い、患者様専用の点滴をお作りします。ご自分の身体の不調に合わせたり、必要とされる美容健康成分を選んで頂けるのが特徴です。
普段の食事から十分に摂取できないビタミンなどの有効成分を調合することによって身体の内面から美容・健康の改善を促進します。
美肌・美白効果はもとより、治療が難しいと言われる肝斑の方にもオススメです。
このような方に向いています
- しみ・しわ・そばかす・肝斑の改善
- 皮膚炎の改善
- 美白効果・抗酸化作用
- 排毒(デトックス)作用
- コラーゲンの生成促進作用
- 抗ストレス作用
- にきびの改善
- 抗アレルギー作用
- 毛穴の引き締め
- 動脈硬化の予防
- 疲労回復
- 肝機能異常の改善
- 神経痛・筋肉痛・関節痛の改善
- 炎症後の色素沈着の改善など
治療の流れ
STEP 1 |
カウンセリング お肌のお悩みや今の身体の状態などをカウンセリングさせて頂きます。 |
STEP 2 |
薬剤のセレクト 症状やお悩みに応じた薬剤を選びます。いくつかの薬剤をカクテルすることが可能です。 |
STEP 3 |
トッピング トッピングとして人気のプラセンタやにんにく注射も追加いただけます。 |
治療・ダウンタイムについて
治療時間 |
20~30分程度 |
痛み |
点滴に用いる針を刺す際の痛みがあります。 |
ダウンタイム |
■ 稀に、針を刺した部位が一時的に赤くなったり硬くなったりする場合があります。
■ 治療当日は少し突っ張った感じを感じることがありますが、時間の経過とともに減少します。
■ 稀に、内出血となるケースがありますが、時間の経過とともに治まります。 |
シャワー・入浴 |
治療当日から可能です。 |
料金表
内容 |
回数 |
料金(税込) |
オリジナルカクテル点滴 |
1回 |
¥8,250 |
よくある質問と回答
- 点滴療法が受けられないケースはありますか ?
- 腎機能が極めて悪い方、腹水が貯留している方は、原則として受けられません。
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- 副作用はありますか?
- 副作用はほとんどありませんが、点滴後少しのどが渇きます。
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- 点滴療法の目安はどれぐらいですか?
- 月に1回~2回程度です。
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高濃度ビタミンC点滴とは
ビタミンCには、シミ・シワ・たるみ・くすみ改善や抗酸化作用、免疫力を高める効果があることはよく知られていますが、そのビタミンCの血中濃度を経口摂取ではできないレベルに高めるのが高濃度ビタミンC点滴です。
内服薬では大量にビタミンCを摂取しても血中濃度は一定以上は上がりません。
一方、点滴による投与であれば、血中濃度は投与量に比例して上昇するため、十分な効果のある濃度まで上げることが可能になります。
現在では、抗ガン作用のみならず、アンチエイジングや美肌、抗炎症作用、免疫力強化などを目的として高濃度ビタミンC点滴が広く行われています。
ビタミンCの抗ガン作用とは、ビタミンCは抗酸化物質ですが、ビタミンC自体が酸化されるプロセスの中で過酸化水素を大量に発生します。
正常細胞では過酸化水素を酸素と水に分解するカタラーゼがあるので障害を受けにくいのに対して、ガン細胞ではカタラーゼの活性が低下しているので、過酸化水素によるダメージを受けてガン細胞を選択的に殺す効果があると考えられています。
高濃度ビタミンCの作用
シミ・美白 |
■ 細胞活性化作用
■ チロシナーゼの生成と活性を阻害してシミを予防する
■ メラニンの生成を抑制してシミを予防し薄くする
■ 黒色メラニンを無色の還元型メラニンへと変化させて、シミを薄くする |
コラーゲンを増やす |
■ コラーゲン合成の必須成分
■ 肌のハリ・キメ・ツヤを改善する
■ 開いた毛穴を引き締める
■ 軟膏の新陳代謝を活発にして、股やひざ肩の関節痛の予防・改善する |
免疫機能の増強 |
■ 活性酸素を除去する
■ 白血球やマクロファージの機能を高めて免疫機能を増強する
■ 抗ガン活性を有するインターフェロンの産生を促す |
エネルギーUP |
■ カルニチンの代謝を促して脂肪を燃焼しエネルギーをつくり出す
■ 副腎に働きかけ、副腎皮質ホルモンを作ってエネルギーを増大させる
■ 高いストレス抑制効果
■ 過剰のコレステロールを胆汁酸に変えて体外に排出する
■ 血中脂質の酸化を抑え、動脈硬化を予防・改善する |
鉄の吸収、アレルギー抑制 |
■ 鉄の吸収を助ける
■ ステロイドホルモンを生成し、ヒスタミン遊離を抑制。アレルギー反応を抑える |
解毒・排毒作用 |
■ 肝臓での酵素の働きを活性化し体に害を及ぼす重金属や化学物質を解毒する(キレート効果)
■ アルコールが代謝されてできるアセトアルデヒドをすばやく解毒する
■ 役目を果たした抗ガン剤を、速やかに体外へ排出するのを助ける |
活性酸素を抑える |
■ 血清濃度が低い間は活性酸素を抑え抗ガン剤の副作用を抑えて、主作用を強める
■ 活性酸素を除去し、新陳代謝を高めてくすみを改善する
■ シミやシワ、たるみなどの肌トラブルを防いで美しい肌をつくる
■ 白髪や薄毛を改善する |
このような方に向いています
- 美容効果として
- しみ・しわ・肝斑の改善
- 美白効果・抗酸化作用
- コラーゲンの生成促進作用
- にきびの改善
- 健康にも
- 沈痛作用・がん予防
- 排毒(デトックス)作用
- 抗ストレス作用
- 抗アレルギー作用
- 動脈硬化の予防
- かぜ・インフルエンザの諸症状の緩和
禁忌(高濃度ビタミンC点滴が受けれない方)
G6PD欠損症 |
赤血球にあるグルコース6リン酸脱水素酵素(G6PD)という酵素が欠損していると、ビタミンCが作る過酸化水素により赤血球の膜が壊れてしまう「溶血」という減少が起こり、貧血になります。
他のクリニックですでに検査を済まされている場合は、検査データをご持参ください。 |
高度の心不全 |
ビタミンCの点滴は濃度が高く、心臓に多少の負担がかかります。 |
腎不全 |
高度の腎機能低下、透析をされている患者様は治療を受けていただくことができません。 これはビタミンC点滴によって腎臓に急速にシュウ酸がたまり、さらに腎機能を低下させることがあるからです。 |
胸水および腹水が大量にある場合 |
高濃度ビタミンC点滴による水分量の負荷により、体内の胸水や腹水がより悪化する可能性があります。 |
■ G6PD検査
G6PD検査とは、「G6PD欠損症」と呼ばれる疾患があるかどうかを調べる検査です。
G6PD(グルコース6リン酸脱水素酵素)は赤血球の機能を保つための酵素で、このG6PDが欠損している状態で高濃度ビタミンC点滴を受けると赤血球が破壊され、重度の溶血性貧血を起こすことがあります。
米国では、25gを越える高濃度ビタミンC点滴療法を実施する前には必ずG6PD検査を測定しますが、日本国内ではあまり大きな関心が持たれておらず、高精度のG6PD検査がなかなか行われていないのが現状です。
G6PD異常症はX染色体により遺伝する家族性溶血性貧血で、アフリカ黒人を中心に世界で数億人いると推測されていますが、日本人における割合はわずか0.01%ですのでほとんど心配ありません。
しかし、重度の溶血性貧血は、最悪の場合命に関わります。このような合併症を未然に防ぐため、当院では患者様の安全を第一に考え、高濃度ビタミンC点滴を受ける前には必ずG6PDの検査を行い、安全に治療が受けられるかどうかを判断します。
料金表
内容 |
回数 |
料金(税込) |
高濃度ビタミンC点滴
※ 高濃度ビタミンC点滴を
25g以上で受けていただく方には、
G6PD欠損症の有無を調べる検査が必要です。 |
12.5g 1回 |
¥8,800 |
12.5g 10回セット |
¥71,500 |
25g 1回 |
¥11,000 |
25g 10回セット |
¥88,000 |
50g 1回 |
¥16,500 |
50g 10回セット |
¥132,000 |
G6PD検査 |
¥3,300 |
よくある質問と回答
- 点滴療法が受けられないケースはありますか ?
- 腎機能が極めて悪い方、腹水が貯留している方は、原則として受けられません。
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- 副作用はありますか?
- 副作用はほとんどありませんが、点滴後少しのどが渇きます。
- ▲ 質問一覧へ
- 点滴療法の目安はどれぐらいですか?
- 月に1回~2回程度です。
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白玉点滴(美白点滴)とは
白玉点滴(美白点滴)とは、強力な抗酸化作用やメラニン生成抑制作用があるグルタチオンが主成分の点滴です。
心臓、肝臓、特に皮膚や目への効果が顕著で、人間の体をサビつきから守り、美白や美肌、老化にお悩みの方に効果的です。
グルタチオンは、人間の体内に存在する、グルタミン酸・システイン・グリシンアミノ酸という3つのアミノ酸が結合したペプチド(化合物)です。
体内では皮膚や肝臓、目や角膜などにグルタチオンが多く含まれていて、生命を維持するためには欠かせない大切な成分です。
白玉点滴に含まれるグルタチオンは、強力な抗酸化作用を持っています。
肝臓が身体の中で1番多くの活性酸素が産生されており、白玉点滴をすることでグルタチオンの不足による身体の様々なトラブルを予防します。
グルタチオンは身体をサビつきから守ってくれる代表的な物質でもあり、免疫システムにおいても重要で、アレルギーや喘息などを抑える効果もあります。しかし残念ながらグルタチオンは、加齢や紫外線の影響によって年齢とともに減少していきます。
低濃度の経口投与はすぐに酸化されやすく、効果は薄いため、体内へ直接注射された場合や、自らの細胞で作り出すことがもっとも効果的であるため、点滴での補充が向いています。
海外ではサプリメントも販売されているようですが、日本ではグルタチオンは医薬品とされているため医療機関でのみの取り扱いになっています。
美白効果(メラニン生成抑制作用)はもちろんのこと、抗酸化によって身体のサビを除去してくれる解毒作用も期待することができます。
白玉点滴は、人間の身体の「酸化」を抑えてくれるグルタチオンを身体に取り入れることで、身体の老化を抑制する画期的な美容法なのです。
■ 活性酸素
活性酸素には善と悪の二種類があります。
善は体内に侵入した細菌やウイルスを撃退するために、白血球から放出され殺菌・消毒としての役割があります。
悪は体を酸化させ、さびさせてしまいます。体を老化させるだけでなく、多くの病気、肌のしわ、しみ、かゆみなどの原因にもなります。
活性酸素は、ストレスやタバコ・飲酒・食生活、生活の乱れ、電磁波、汚染・紫外線などさまざまな生活環境によって発生します。活性酸素の消去に必要なビタミンやミネラル、酵素などが不足しているとますます活性酸素が増えてしまいます。ほかにも、ストレス・睡眠不足・紫外腺・塩素を投入した水道水・化学物質全般なども活性酸素の過剰発生の原因です。
グルタチオンは、体内で発生した活性酸素を除去してくれる働きがあることから、医療の現場では古くから病気治療に使われていました。
このような方に向いています
- 肌のトーンを明るくしたい方
- 肌を体の内側から元気にしたい方
- シミ・ソバカス・肝斑に悩んでいる方
- 免疫力をアップしたい方
- 顔だけでなく、全身の美白をしたい方/li>
白玉点滴の作用について
美白美肌効果
グルタチオンは、紫外線によるメラニン生成を抑制します。そのため、シミやそばかすの予防に効果的です。
シミの進行も防ぎ、ターンオーバーによってシミを薄くする働きを助けることもできます。
白玉点滴は身体全体にグルタチオンを行き巡らせ、メラニン生成を抑制し、日焼けを防ぎます。白玉点滴の頻度は、週1回が基本です。
デトックス作用
グルタチオンは肝臓で作られ、毒物や薬物などの有害物質を解毒する作用を持っています。
グルタチオンは、細胞内のデトックスをするはたらきを持っています。しかし、現代の食生活では、多量の添加物が含まれているため、肝臓で解毒できる許容量を超えており、グルタチオンの補給が必要だと言われています。
アンチエイジング
グルタチオンの持つ高い抗酸化作用は、身体の中でできてしまった活性酸素を消去したり、防御したりする役割があります。
活性酸素は老化や病気の原因ともなります。紫外線やタバコ、ストレスなどによって活性酸素が増えてしまうと、身体の細胞が壊れ、さび付いてしまいます。
グルタチオンを体内へ取り込み、増えてしまった活性酸素を消去することで、シミを始めとしたあらゆる老化から守ることができます。
残念なことに、グルタチオンは加齢と共に減少しやすいという特徴があります。
ほうれん草、キャベツ、きゅうりなどにグルタチオンは含まれていますが、胃など様々な器官を経て血管へ吸収されるため、時間がかかりますし、すべての成分を吸収できません。
美白効果をしっかりと感じるためには、血管へダイレクトに送り込める「白玉点滴」がおすすめです。
白玉点滴は直接このアミノ酸を体内に送り込むことで、身体の内側から健康的なお肌を作りだすことができます。
治療・ダウンタイムについて
治療時間 |
約30分~45分程度 |
術後の通院 |
なし |
治療間隔 |
1~2週に1回が目安で、徹底的に美白を目指すなら週1回が理想です。 |
ダウンタイム |
ありません。 |
痛み |
通常の点滴と同じです。 |
禁忌 |
白玉点滴は、副作用が殆どないことが特徴の点滴です。現在通院中の方は、医師とにご相談ください。 |
料金表
数量 |
通常料金(税込) |
白玉点滴
600mg
|
1回 |
¥5,500 |
5回の場合 |
¥26,400 |
10回の場合 |
¥49,500 |
超白玉点滴
1,200mg
|
1回 |
¥11,000 |
5回の場合 |
¥52,800 |
10回の場合 |
¥99,000 |
よくある質問 Q&A
- 白玉点滴(グルタチオン)は痛みはありますか?
- 点滴による治療法なので、痛みや腫れはありません。
- ▲ 質問一覧へ
- 白玉点滴、グルタチオン点滴の副作用はどのようなものがありますか?
- ごく稀に一時的な頭痛や吐き気が出ることがあります。ご心配の方は事前に医師にご相談下さい。
- ▲ 質問一覧へ
- 白玉点滴(グルタチオン)の頻度は?
- 1~2週に1回が目安で、徹底的に美白を目指すなら週1回が理想です。継続してグルタチオンを取り込むことで、メラニンの少ない美白美肌を手に入れることが出来ます。