
QスイッチYAGレーザー「フォトナQX」
フォトナQXは、医療用レーザーのパイオニア、ヨーロッパ屈指のレーザーメーカー「Fotona社」から登場した色素性皮膚疾患・刺青除去治療のゴールデンスタンダード、QスイッチNd:ヤグレーザーの最新モデルです。
低出力で均一なエネルギーを照射し、シミの原因となるメラノサイトを活性化させずに、徐々に壊していきます。
従来の機種ではあまり効果が上がらなかったタイプのシミ、タブーとされてきた肝班への照射、毛穴の開き、くすみ、色ムラ、あざ、赤ら顔などの色素性皮膚疾患にも高い効果を発揮し、お肌を美しく明るく透き通るような素肌に導きます。
特に肝斑治療にはレーザートーニングという1064nmの波長を使った照射を行うことにより、増悪や色素沈着といった副作用を抑えながら症状を改善していきます。
日本国内での医療機器製造販売承認品で高度管理医療機器として分類されています。
(医療機器製造販売承認番号22700BZX00152000 クラス分類 クラスⅢ)
フォトナQXの特徴
| ハイパワー | シングルパルスで最高1600mjの高エネルギー照射により、深達度が高くなり、より深部の病変治療が行えます。 |
|---|---|
| 大きなスポットサイズ | 最大直径8mmと従来よりも大きいスポットサイズを使用するため、治療を広範囲に早く行うことができ、治療にかかる負担を大幅に短縮しました。 |
| 理想的なビーム設定 | 照射されたエネルギーが深部に行くほど弱くなるムラのある照射では色素沈着や色素脱失、瘢痕などの副作用が問題となりましたが、高い技術力により、トップハットビーム(エネルギー密度の均等化)を実現したことにより、照射表面から深部まで均一に照射エネルギーを届けることが出来ます。 理想的なビームプロファイルにより、 より精度の高いビーム光を実現し、より照射ムラの少ない、均等なエネルギー投与が可能になりました。 |
| マルチ波長 | QXは、2つの波長を切り替えて設定が可能です。 ■ 黒系顔料、黒、紺、灰色には1064nm ■ 赤系顔料、赤、茶、紫、オレンジ色には532nm この波長の選択肢によって、色素性障害を治療することができ、そばかす、にきび跡、その他たくさんの美的処置のために、効果的に使われます。 |
| レーザートーニング | 近年、新しい手法として登場した波長1064nmを使用した低出力照射治療で、色素斑の改善や全体的な肌質の改善、毛穴縮小を目的とした治療です。 ダウンタイムが無く、すぐにメイクが可能です。 |
光治療(IPL)とレーザー治療の違い
光治療(IPL)は複数の波長の光を広範囲に照射して、皮膚の浅い層にあるメラニンの周りの細胞にダメージを与え、ターンオーバーを促す治療です。シミだけでなく赤ら顔、ニキビ跡など広範囲の肌悩みに対応できます。
QスイッチYAGレーザーは単一の強力な波長でメラニンを直接熱で破壊するレーザー治療です。
ピンポイントのシミに高い効果を発揮し、肌の深層部にある濃いシミの除去が期待できるため、光治療では除去しきれなかったシミにも対応することが可能です。
Qスイッチモードとは?
Qスイッチとは、ポッケルスセルという超高速な電子的シャッター機構を装備することにより、ナノセカンド単位の超短パルスで瞬時に、非常に高いピークパワーのレーザー光を発振させる技術です。
高いピークパワーとナノセカンド単位の超短パルスを実現し、高い臨床効果と副作用の少ない治療を実現します。
Qスイッチを採用することにより、瞬時にジャイアント・パルスと呼ばれるレーザー光を放出し、吸収ターゲットであるメラニン顆粒が瞬間的に加熱されます。その際の急速な加熱で生じる光音響効果(Photo Accoustic Effect)により、メラニン顆粒が粉砕され、貪食細胞によって除去されます。
ハーバード大学のRox Andersonが提唱した選択的光熱融解理論は、波長・パルス幅、およびエネルギー密度を適正化することにより、周囲組織を温存しつつ、病変を選択的に治療する方法論として、皮膚レーザーでは広く確立されています。
Qスイッチを搭載した超短パルスとメラニン色素への吸収特性の異なる2波長を用いることにより、表在性から深在性まで幅広い色素疾患に対し、選択的光熱融解理論に合致した、効果的な治療が可能となります。
このような症状に適しています
- 深在性色素疾患(青あざ、ADM/後天性真皮メラノサイトーシス)
深在性色素疾患のレーザー治療では、真皮の病変部に光を到達させるために輝度の高い光を用いる必要があります。
Fotona QXは、深達度の高い1064nmの波長・Qスイッチモードに加え、高エネルギーをシングルパルスで照射することにより、極めて高いピークパワーを得ることができ、真皮病変部にも十分に必要なエネルギーを与えることができます。 - 表在性色素疾患(老人性色素斑、そばかす、茶あざ)
表在性色素疾患のレーザー治療では、メラニンへの吸収が高く、表皮の色素を効率よく加熱・破壊させることができる532nmの波長を用います。
ビームプロファイルのトップハット・ビームを有するFotona QXは、ホットスポットのない均一なエネルギー分布の治療を行います。 - 肝斑
1064nmの波長・トップハットビームでの低フルエンス照射は、衝撃波による空砲化現象を引き起こすことなく、メラニン色素を非侵襲的に変性・代謝させ、炎症による増悪や色素沈着を抑えながら、肝斑に適応します。
Fotona QXは、最大10Hzの高速照射と最大8mmφのスポットサイズにより、全顔にわたる広範囲の治療にも対応しています。











