ダーマローラー
ダーマローラーとは
ダーマローラーは、極細の針がついたローラーをお肌の上で転がして、無数の微細な穴を開けて刺激し、コラーゲン産生と肌の再生を促す治療です。
麻酔クリームの塗布を行い、施術をしますので痛みを感じる事はほとんどありません。
ニキビ跡の凸凹や毛穴の開き、しわ、たるみ、くすみなど様々なお肌の悩みを解決でき、繰り返し施術を行うことで、凹凸の無い、滑らかで弾力のある肌に生まれ変わります。
ダーマローラーは1回の治療でも効果を実感できますが、数回(5、6回程度)の治療によってその効果は更に高まります。
毛穴の開き、にきび跡の凹凸が完治した後は、定期的に治療を受ける必要はありません。
また、術後の赤み・乾燥などのダウンタイムが短いため、日常生活に支障なく、安心して治療を受けられるのも、大きな特徴の一つです。
ダーマローラーは、自分自身のお肌を再生させる治療ですので、外からコラーゲンやヒアルロン酸を注入する治療とは違い、自然な効果がより長持ちします。
このような方に向いています
- お肌の凸凹、ニキビ跡の凹みが気になる
- 小じわやザラつきを改善したい
- 毛穴の開きを改善したい
- くすみのあるお肌をトーンアップしたい
- 毛孔性苔癬を治したい
- 妊娠線が気になる
ダーマローラーとダーマペンの違い
ダーマローラーとダーマペンは基本的に同じような仕組みで、どちらも穴をあけることで、成長因子であるエラスチンやコラーゲンの再生を促し、ニキビ痕や毛穴などを改善する効果が期待できます。
効果が出る仕組みはダーマペンと同じため、基本的には効果も同じですが、ダーマローラーの場合、ローラーですので細かい箇所の施術ができません。
また、針の長さが調節できないので、目元には施術できないなどの制限があります。
ただ、ローラーは広範囲への施術が可能であり、妊娠線やセルライト、肉割れなどにはダーマローラーが効果的です。
もともと肌に傷をつけて自然の治癒力で肌を改善させるという治療法は、ダーマローラーで始まりました。
しかし、ダーマローラーは場所によっては針が斜めに刺さって傷を大きくし過ぎてしまい、出血や炎症を起こしてしまうというリスクがあります。
それによってダウンタイムが長くなってしまうことがあります。
また、針の長さが調節できないため、施術したい箇所によって使い分けができません。施術箇所が広範囲になるため、細かい部分への施術が難しいという欠点があります。
それを改良して作られたのがダーマペンです。
ダーマペンはダーマローラーのように一度にたくさんの箇所に施術はできませんが、針を確実に垂直に刺すことが可能です。
そのため、無駄に肌を傷つけてしまって炎症が起きたり、腫れたりという心配がなく、ダウンタイムも短くて済みます。
ダーマペンはダーマローラーの欠点と言われる問題をカバーして作られているものの、広範囲の場合は施術時間が長くなる点がデメリットですが、当院では、お肌への治療には、ダーマペンを推奨しております。
特徴 |
真皮のコラーゲン層に高密度に微細な穴を開けることで、傷を修復しようとする治癒能力を活性化させ、皮膚の再生能力を高める治療法です。 |
治療時間 |
30分程度で終了します。 |
麻酔 |
麻酔クリーム |
痛み |
麻酔クリームを塗布しますので、施術時の痛みはほとんどありません。術後は、針や薬剤により発赤、熱感、痒み、痛み、ピリピリ感、乾燥が生じます。これらは1~2週間程続くことがあります。 |
術後の通院 |
3~4週間おきの治療を推奨しています。継続することでより効果を期待できます。 |
傷跡 |
個人差はございますが、施術後1〜2週間程度注射針による内出血・発赤・腫れ・痛み・熱感・腫れつっぱり・硬結を生じる場合がございます。内出血はコンシーラで隠せる程度、針穴は数日で目立たなくなります。 |
シャワー、入浴 |
シャワーは当日より可能です。入浴は2~3日後を推奨します。洗顔は当日から可能です。 |
施術部分のマッサージ |
1週間後から可 |
メイク |
通常メイクは24時間後から可能です。※お薬の浸透を考え、6時間は洗顔・化粧水・乳液のご利用が出来ません。 |
術後について |
■ 施術部位はこすったり刺激しないよう注意して下さい。
■ お顔のレーザー治療などの予定がある方は約2週間程度あけてから治療を受けることをお勧め致しますが、詳しくはレーザーを受けられる病院にお問い合わせ下さい。
■ 数日間は肌が乾燥しますので、十分な保湿をお願いたします。
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禁忌
(ダーマローラーが受けれない方) |
■ 妊娠中・授乳中、産後3ヶ月以内の方
■ ガン治療中、治療後3ヶ月以内の方
■ ヘルペス
■ 金属アレルギー
■ 治療部位に皮膚疾患がある方
■ その他、重篤なご病気をお持ちの方
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